2021年10月14日

徒然なるままに…人生初の稲刈り…

子どもの頃過ごした家は地主が趣味でやっているような畑の奥まったところ…

畑に作付けしては出来の良い野菜だけを持って帰る…

わたくしたちは残っている野菜をもらう…
草引きや畑作業の手伝いをする代わりに…

なので畑仕事な少しは経験があるが
稲作の想い出は稲刈りが終わった後の田んぼで走り回ることくらい…

蓮華の花が沢山咲いてて寝っ転がると稲刈り後の苗が痛かったことくらいか…

昨年来のコロナ禍のおかげで畑作業に関わるようになった…
知識としての学びはこれまでにたくさんしてきたつもりだが
実際に畑で栽培したりするのは実質初めてと言っても良い…

井戸掘りから始まって今に至る…

コロナ禍が来る前に そんな事に成る と誰か予想出来ていたかな?
…出来るはずないよね…

今年はタイミングで稲作に挑戦することが出来た…

神戸で学んでいる自然農のやり方に出来るだけ近い形で…

都市型の農地だから水の出し入れの時期とか制約は多い…

それでも耕作放棄地の活用であったり
昔ながらの景観を取り戻す程度の事に
少しくらい寄与するかと思っての挑戦だった…

そして今年…

自分が思い描いていた景観の実現に至らなかったが
幾つかの実践はできた…

尼崎という都市部でも自然農で米を作る事が出来る…
機械を持っていなくても稲作は出来る…
生態系をできるだけ保ったまま米を手に入れることはできる…

今回の収量はどれほどになるのかまだわからない…

恐らく一畝と少しくらいの作付けに終わってしまったので
10キロ取れれば大成功だと思う…

実質 手をかけたことと言えば

苗床の整備
苗床への種卸
田植え
稲刈り

その合間に4度ほどの草刈り…

種卸と田植えに5名ほどの人が関わってくださり
今日の稲刈りに2人の人が駆けつけてくれた…

独りだったらきっとおざなりになっていただろう…
だけど誰かが手助けしてくれるから やる気 は維持できた…

稲刈りを終えて思う事は…

種もみを届けてくれた仲間にも
農地を貸してくれた御大にも
稲作に関わってくれた人にも

そして草だらけの田んぼを穏やかな目で
見続けてくれた人たちにも

感謝しかない
そしてわたくしはまた一つ 自信をもって次に進める…

脱穀機は千早赤阪村の仲間から譲ってもらった…

唐箕の投入口はこないだ移動したときに山道に落としてしまったので作り直し…

だけど昔ながらのやり方でやる…
それをもみ殻から外して脱穀の日に少しだけでも口にする…

それで今年の稲作は終わり…

来年は三木に拠点を作って少し大きく稲作に取り掛かる…
その前にその田んぼの稲刈りに駆け付けよう…

2年にわたる コロナ禍 の中で店の営業が出来なくて
代わりに得たものは莫大な財産になるだろう…

次はそれを 誰でも出来る形で残していく事 を実践するだけ…

ここから先はかなりまじめな話になります…
もし 共感 共鳴 実感 出来る人で
わたくしと一度話をしていただける人はコンタクトを取っていただけませんか?
SNSでも電話でもメールでも結構です…

これまでに自分自身で体験し得てきた智慧を実践に落とし込み
どこの誰が取り組んだとしてもそれなりに得ることの出来る手法を
至る所に仕掛けていきます…

その取り組みに興味を持っていただける人
話だけでも聞いてやろうと思ってくださった人
わたくしのことを少しくらい知ってて 何をや言わんか? と受け止めてくださった人に
話をしたいです…

トランジションタウン活動というものを始めて約10年になります…

持続可能な社会創り が大きなテーマで
それは未だかつて実現したことの無い取り組み…

だからこそ失敗しても誰にも責められることはない…
だからこそこれが正しいやり方だとものを言われる筋合いもない…

しかしながらその取り組みの後に残されるものは

穏やかな関係性 や 穏やかな空間 でないとだめだと思っています…
それが それまでに行ってきた取り組み の正しい答えだと思っています…

経過として気まずい瞬間や仲違いはあるだろう…
だけどそのあと…
何日後か…
何か月後か…
何年後か…

または死ぬまでには…


赦しあえる関係性くらいは残っていないとね…

そんな風に思って活動に取り組んでいます…

そしてこれまでにわたくし自身が感じる これまでの取り組み に対しての自己評価は
正解ではないかもしれないが間違ってもいない ことだけは確信しています…

そして来年度からNPO法人はちとして幾つかの山場になりそうな取り組みを始めます…

概ねの事柄は一朝一夕に行かないこと…
だけど今 本当に必要だと思える取り組みです…

そのいくつかを書いておきます


詳しく書くことはなかなか難しいので
興味を持ってくださった方は
是非とも勇気を振り絞ってコンタクトをとってみてください…
とって食べたりしませんから(笑)歯がないのでね…

・あなホリという取り組み
週末を普段と違う過ごし方で過ごしてみる(another holiday)
現在 拠点としては福井県小浜市 兵庫県三木市 三重県名張市 で
そのような活用の仕方が出来るように準備に入っています…

ある場所では環境教育や環境を推し量るやり方を学んだり
ある場所では集落の人の手助けをしながら作物を分けてもらったり
ある場所ではどんな環境の人が訪ねてきても受け入れられるような開かれた場所づくり…

来年一年間 さらに準備をして実践に入っていきます…
その ある場所 は生きることも稼ぐことも挑戦することも
自由にできる仕組みをなんとか取り入れようと試行錯誤しています…
でも稲作と同じく きっとやり遂げます…
やりたいと思ってしまったからね…

・多文化共生の場創り
先ず最初に施設整備にお金がかかります…
運営の事も鑑みたら多分3億円程度…
だけどそのお金を獲得することが出来たら

生きづらく感じている人 家庭 移住者 が少なくとも50人は救えます…
そんな取り組みです…
この資金はいつかどこかで獲得するつもりで日々過ごしています…
だけど もしすぐに集まったら 今日明日に命を途絶えさせる決断をする人50人が救えるかもしれないのです…

お金が有り余っている人
一度 そういった人のためにどぶに捨ててみませんか?
貴方は動かなくて良いです…
わたくしが動きますから…

・自分たちで生きていく手法を手に入れる塾
自分で出来ることは自分でやれるようになろう
それを実践しながらそれまでの間の貨幣経済を生み出す手法で
いつかは貨幣経済に依存しないで生きていく…
そんな人と人とのつながりと生業を生み出す仕組みづくり…

・地域通貨の実践
阪神間は尼崎信用金庫が幅広く展開しています…
その あましん を巻き込んでの地域通貨の実現をこの何年かかけて取り組んでみたいです…

いま わたくしの中になるアイデアと世の中に必要だと思う事…

これらの事に興味のある人は是非とも一度 連絡をください…

以下に連絡先を記載しておきます…

メール…mash.hide.1965@gmail.com
電話…06‐7162‐1080
SNS…https://www.facebook.com/hidenori.tanaka.12


posted by MASH@ヒデ at 20:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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