2021年10月30日

徒然なるままに…変わりゆく景観…

昨年の8月に初めてカギを開けて
空き地の中に入った時は
ススキと苔と成長期の松数本と松の若木があるだけだった…

35年間放置されてきた造成地であっても
草も樹も堆肥になることはないのだね…

ガラガラの固い地盤の上に何とか根っこを張って
育とうとする松の木と枯れてしまう松の木

けやき坂という地名だけれど
その空き地で根付いた大きな松は
この公園のシンボルとして
敬意をもって残させていただく…

工事の準備に入ってから
先日まで緑の奇麗な松だったのに
その松以外はすべて枯れていった…

不思議な現象…

切られることが分かっていたのかな…

樹にも感情があると考えているわたくしは
そう思っている…

代わりにシンボルの松も活きる
公園づくりをしようと改めて思う…

小浜の拠点づくり…

中々思うようにはいかない…

考えていた予定は難しくなったけど
それでもへこたれずに自力でやりますよ…

自力でもないけど(笑)

来年は足しげく小浜に通うことになるね…
また手前改装を行います…

DIY好きな方は一緒に行きましょう…

大体の道具はそろったので
改装やりやすいと思います…

来月に入ったら直ぐに小浜に行く…
打ち合わせがいよいよ始まる…

ツリーハウスも作りたいし
隣接する敷地に自然農の畑も作りたい…
河に降りていく階段も作りたいし
出来れば蔵の跡地には東屋も作りたい…

訪れたくなるような場所…

わたくしたちが行っている
取り組んでいることは少し見えにくいかもしれない…

決して少し話を聞いただけでは理解しがたい…
何故なら目指す未来からの因数分解で辿り着ける取り組みだから…

その未来の絵面が違えば
因数分解して今現在
何に取り組めばいいのか?
その答えは自ずと変わってくる…

イマジネーションする力
頭の中で絵を描く力
取り組みの本質と筋道をしっかりと理解できる頭

そして最も重要なことは
わかったつもりになって聞かないことなのだと

本当に常々思うこと…


何かしらの経験を重ねてきた人ほど
そういった傾向になるのだが…

わかったふりではないのだろうね…
おそらく話を聞いている中で
自分流に想像してしまって
わかったと勘違いして
絵面が違ってくるのだろうね…

だから人の話は最後まで聞いて
細かいディティールまで理解できるように
質問を繰り返す事が大切…

過去の自分もきっと
わかったつもりで生きてきた…

人は何にもわかっていないし
わかっていなくていい…

ただ 目の前に投げられた提案が
あなたにとって正しいか正しくないかだけ
そしてその選択が自分の周りにまで波及した時に
それが正しいか正しくないかだけ
その判断だけをその場では行えばいいと感じている…

感性という言葉に置き換えてもいい…

その あなたの感性 が選択する事柄が
周囲にまで波及する可能性があることは忘れてはいけない…

だからこそ普段から感性を磨きながら
選択し精査していくのですよ…

正しかったかな?
正しくなかったかな?

その答えは少し先にあるから…
今は選択した自分を信じてやり切るだけ…



いつも 大きな提案をした後は怖さを覚える…
そしてそれが具現化していく道中はさらに怖さが増す…

それに取り掛かり始まってしまえば
怖さよりも楽しさを感じ始め
取り組みが楽しくなる…

その繰り返し…

そして少し先に進んだ後に
振り返ってみたら
いつもそこには心地良い人間関係が残る…
去年よりも今年…
きっと今年よりも来年となっていくだろう…

今 取り組んでいることは
まぎれもなくこれからの世の中に必要なことで
仕組みから変えていかなければいけない事
関係性から変えていかなければいけない事
そしてそれぞれの人そのものが変わっていかなければ
辿り着けないようなこと…

だから理想論を述べ
それを論ではなく現実にするためにやっているのだ…


耳にタコが出来るほど聞かされている…
タコが出来たことはないが…

理想はそうかもしれないけれど
現実はこうだからねー

わかってます(笑)

だから理想に向かうのですよ…

理想を目指さずに
現実はこうだから
現実に即した手法を
何万回やったって
多分何も変わらないだろう…

否…

その手法で変えたいという人を止めやしない…

ただ わたくしはそれでは間に合わないと思っているだけ…

ただそれだけの違いです…

目指したい場所の地図は
持って出たはずだけれど
いつの間にか疲れた足を休ませ
減った腹を満たし
目的地に着くことをあきらめたかのように
ただ ただ 目指している風を演じる…

それに何か意味はあるのかい?

わたくしはやはり 実践者しか信じない…

posted by MASH@ヒデ at 22:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月29日

徒然なるままに…はざかけの準備…豊穣の秋…

至る所に育っていた稲は早い所だと9月から…
わたくしたちが取り組んでいる≪自然農≫なら10月ころから刈り取りを始める…
神戸で自然農を共に学んでいる人たちの実践稲作もそろそろ刈り取りの季節…
わたくしが稲作を行った尼崎の圃場より西で山間…

育ちもそれなりにタイムラグがある…

稲でもそれだけ違うのだから人であればもっと違うだろうに…(笑)

そんなことは置いといて…

昨日は≪はざかけ用≫の竹の切り出しを行う体で
朝早くにJR尼崎駅に集合…
車移動の方が渋滞に巻き込まれ
予定から少し遅れてスタート…

現地に着くころにはお腹が少し減ってきて
腹ごしらえから始まる1日作業…

竹を提供してくれる仲間の稲作は脱穀まで終えていて
自分たちがその時に用意した竹をいただけることになった…

あれ?(笑)切り出ししなくて済んだ…

ご飯を食べてコーヒーを飲むために行った感…

…否めない(笑)

コーヒーを飲みながら
畑に座りながら
車で移動しながら

思い思いの会話…

気持ちの良い人と人との繋がり方だなーと
穏やかな気持ちになる…

軽トラックに竹を積んで
神戸の学びの畑に持っていく…

1日を存分に使い切った感じ…

…良い世の中にしないとだめだよねー

その通りです…

良い世の中にしていくのです…
他の誰でもなく≪あなたも≫

他人任せに生きていては
この心地よさは理解してもらえないだろうかな…

自分事で生きることにシフトしないとね…

自分の事で生きるのとはまた違うから…

その辺のお話が好きな方は
宜しかったら一度
尼崎の仮)ハチノスに訪れてください…
posted by MASH@ヒデ at 10:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月25日

徒然なるままに…生物多様性から学ぶ…

昨日 活動仲間の一つでもある 大阪府箕面市で生物多様性ガイドツアー

身近にある 箕面山 だけどなかなか行くこともない…

東京から坂田まさ子さんをお招きして約30名ほどの参加…

ハイキングペースだと20分ほどの距離を3時間かけて自然と向き合う…

知らない世界をルーペを使って覗き込む…

そこにあるものは人の暮らしとはまた一味違った複雑怪奇な世界がある…

また その足元(地面)もその植物の世界と大きく関係している…

今 どれだけ大きく育っていても
これまで何年もそこにそびえたっている樹木でも
それが必ず良い環境であるとは言えないこと
不健全な世界がそこにある事
教えてもらいながら3時間はあっという間だった…

わたくしが環境活動に大きくシフトした要因の一つに
間違いなくこの 坂田まさ子さんとの出会い であることは
否めない…

また生物多様性の世界を知ることで
活動の内容や手法が大きく変わったことも
事実としてある…

そんな理由もあって
今回 箕面の仲間が坂田まさ子さんの生物多様性ガイドを企画することになった時
すごく楽しみだったし これからの環境活動にも波及するだろうと考えている…

環境活動というと何だか面倒な世界と思う人も多いだろう…
しかしながら考えてみてほしい…

地球は46億年も生きているし
草や木は餌と言われるものが無くても
自分で種をまき自分で大きくなる…

人はどうだろうか?
人は息をして水を飲み何かを食べ生きている…

それらは人が独自に生み出せるものではないこと…
理解しているかな?

科学の力で少しくらいは生めるようになったが
それだけでは生きていけないこと
おそらく細胞レベルでは理解しているのだろう…

その境の活動がわたくしが言う 環境活動 だとも言える…
自然のサイクルは完璧である…
自分たちで淘汰し自分たちで修復していく…

人が生命のヒエラルキーの頂点であるという考え方から
人も命の循環の一部であるという概念に戻る必要がある…

持続可能な社会とか
次の世代へのバトンとか
循環型経済とか

耳心地の良い文言が世の中に吹聴しているが
誰が実践できるというのだろうか?

あくまでもこれまでの経験値からくる 想像 でしかない…

もっと言えば これまでの人の歴史の中で緩やかに
破壊は進んできていて それが末期であるということを
わたくしたちは自覚しないといけない…
と 同時にそれを改善 修復していくことは人が変わらないと
成しえることではないことも理解しないとね…

これまでだれもやったことのないことに挑戦するなんて
人生最大の挑戦…楽しみしかない…

話変わって…

この季節はただただ時間が足りない…

来年度に向けた企画と助成金の申請と団体の総会の準備…

一年に一度の集中力がマックスになる時期…

にも拘らず ブログを書いて気持ちの切り替えをやっている…
これも大事なこと…

今日は朝早くから助成金申請の文章を書いていて
的確な文章が書けたと自画自賛…

一体 わたくしは何処に向かっていきたいのだろう…

それを再確認するためにも助成金申請の文章を書くことは大切…

お金が無くてもできることはコロナのお陰で習得した…
だけど お金があることで推進力を増すこともコロナのお陰で経験した…

あとは取り組みごとにそれを出来るだけ正しく判断できるかどうか?
そんなことも考えられるようになった…

コロナは世の中を大きく撹拌した…
自然界でもそれは時々やってくる…
津波という形や
洪水という形や
地震という形で…

そこで失われてしまう命があることは
免れない…

であるからこそ
自然への畏敬の念を失わずに
共生することを目指さなければ
ヒトの力で抑え込むことは難しいだろう…

そんなヒトの昔ながらの言い伝えでさえも
見直しながら今一度生きなおす時かもしれない…


posted by MASH@ヒデ at 15:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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