比較的大きな金額の助成金である…
やりたかったことは都市部と里山を循環させるもの…
以前からボヤっと頭の中で温めていたもので
今回の助成金の募集要項にマッチしていたので応募を考え始めたのだが…
一つ一つのチームとの丁寧な対話はまだ済んでいないし
わたくしの頭の中で考えている事柄を
相手に伝えるには少し時間が足りないように感じた…
と同時に頭の中 自分の心の中で自問自答が続く…
『この事業は自分のアイデアを確かめるためにやりたい!となっていないか?』
『この事業を形にするための準備は整っているか?』
…確かに世の中のことを思うと少し焦っているようにも思うし
事業アイデア自体は世の中に必要であると信じている…
しかしながら…
自分自身の状況を考えると他に取り組んでいることを
先に形にしていく作業が足りてないようにも思う…
どこかの誰かが似たようなアイデアを始めてくれるかもしれないし
一年間その事業をより良いものにするために自分自身にストップをかけた…
と 同時にいくつかの即効性の高い話も舞い込んでくる…
昨日はある会社の社長であり研究者の方と伊丹のとある工場に行った…
廃棄物の再利用でありエコロジカルな取り組みである…
ずいぶん前に思い付きでこの工場から出る廃棄物を
再利用できないかと相談したことが始まり…
それは現在 実験中であるが
それとは別に再利用の実験をしてみたいとの申し出があった…
わたくしが話を聴いて間に入るよりも
直接 社長と工場長を繋ぐ方が話がスムーズだと判断して
一緒に伊丹市にある工場を訪ねた…
実験に取り掛かったばかりだから
何とも言えないが…
もし 実験が良い形になればまた少し世の中への波及が起こるだろう…
…実験内容はお楽しみにですが…
その商品化について自分なりのアイデアを移動中の社長とお話しする…
SDGsのロゴ入りの商品として…
関係企業(4社)の名前を入れた商品パッケージ…
販売価格の中に1%の寄付金を盛り込み環境活動団体への基金とすること…
どのアイデアにも大きく頷いてくれる社長…
もとより環境への配慮のもと研究し商品化してきた社長であるから
わたくしの稚拙なアイデアであっても理解して戴くのに時間は掛からなかった…
今後のその会社の取り組みが楽しみになった…
また 今日はある地域の話し合いに参加した…
8年ほど関わっている場所の跡地活用の話…
川西市で現在進行形で進めている事業のきっかけはその場所であり
その場所の今後の活用の指針となるものが川西市で起こっている事…
良い作用がどちらにも働いていると思う…
まだテーブルの上にも載せられない話だが
集まった人たちが考え始めたことは間違いないと思う…
其々が【自分自身に出来ること】を持ち寄り
地域を良くしていくこと 地域が価値ある場所として見直されていくこと…
そんな風になれば良いなーと…
簡単なことでもないし既成概念が邪魔もするだろうけれど
わたくしたちが取り組んでいることは
【これまで誰もやったことの無い事】だという事…
だから簡単な訳が無いし
これまでの概念で話は進まないだろうし
誰かに教えてもらえることでもない…
だから面白い…
そしてまた別のところから話が届く…
こちらでも新たな取り組みが始まる…
いよいよ次の時代の子どもたちへと
繋いでいく作業に入る…
大人たちにもこんな面白い考えの人が居ること…
伝えたいし肌で感じて学びに変えてほしい…
受け皿として出来るだけ受け止めてトライ&エラー
安心して出来る環境の中 支えてあげたいと思う…
こんな話が舞い込んでくるから
自分のアイデアを試すのはまだまだ先になりそう…