2020年11月05日

徒然なるままに…三枚の絵…

本当なら月曜日に引き取りに行く予定だった…
それが雨で運べなくなって一日ずれた…

天気予報だと晴れになっているが
夜通し降る雨…

また一日ずれるのかな…
そんな風に考えて寝床についた…

翌日は天気予報通り朝から空は快晴…

午前中は大阪 中津の辺りでうろうろと…

一階スペースの活用方法で仲間と集まりあーでもないこうでもない…

場所は素晴らしく良いロケーション…
自分が何かをやりたくなる衝動にとらわれる…

時間かかるだろうけれど…
いつか何かを…

そのあと車で神戸まで…

道中は色んな思考が頭を廻る…

あれはこーしてこれはあーして…
そんなことを考える時間 嫌いじゃない…

運転手時代が永かったから
そんな思考の癖が染みついている…

始めていく神戸の神社は思いのほか近くて
何度も走ったことのある道から山手に入って直ぐのところ…

それほど永い時間を過ごしたことのない人だったり縁だったり…
だけどそれを関係ないものにするのが 縁 だったり…

阪神大震災の時に別に有名な音楽家ではないわたくしも
神戸 長田で音楽活動をしていた…
少しでも自分に出来ることあれば…
少しでもそんなことで被災地の人の力になれば…
少しでもそんなことで【何もできない自分の気持ちを治めることが出来れば…】

おそらく一番最後の言葉が答えだった気がする…

何もできない自分に対しての答えだった気がする…

それでも5年間…いや…8年間くらい通ったのだろうか…
もう記憶も薄らいできている…

同じように…いや…同じではない…

同じではないだろうが阪神大震災の時に道行く人に勇気を与え続けた絵の話…

フェイスブックの投稿で知るまでその存在すら知らなかった…

まだまだ改装途中のコミュニティースペースで管理させてほしいと思った…

阪神大震災以降…
廃墟となり置き去りにされていた民家を
改装してコミュニティースペースとして
活用しているこの場所に置いておきたいと思った…

忘れちゃいけないあの時に感じたこと…
あれもこれも全部含めて…

雨で一日延びて引き取りに行く…

短い滞在時間…
ひろこさんは一度 また違ったご縁で尼崎の
コミュニティースペースを訪れてくれている…
少しの時間をその場の人と共有し
写真に収め車のところまで運んだ…

過ぎにやったことは
車に立てかけて写真を撮った…
わたくし事だが珍しい…
あまり写真を撮らないのだが…
この時は写真に収めたいと思った…
神社で遭遇していた方がお寺から出てきて
その人も写真に収めていた…
これも 縁 なのだろう…

車に積み込んで走り出す…
帰り道でも染みついた癖が出てしまう…



わたくしが戴いたものは本当に 絵 だったのか?



フッとそんなことがよぎる…

奇しくもその日は 文化の日…

まさしく…戴いた物は文化そのものだったんじゃないか?

そんな氣がする…

絵を描いたのはWAKKUNと高濱浩子さん…

震災で心に痛手を負った人たちに少しでも勇気を与えることが出来たら…
少しでも元気になってもらいたいから…

いや…どういった心づもりで描かれたのかは推測でしかない…
もしかしたらわたくしと同じような想いからかもしれない…

それは分からないけれど…
分かっているのはその絵がその時に神戸の長田にあったこと
そして今は尼崎に来たこと…

その日にわたくしが受け取ったものはそういった想いが生れたという文化なのかもしれない…

人が人を思いやるという心の文化…

この絵が文化そのものなら無くしちゃいけない…
人の素晴らしいところ
その他の命と少しだけ違う処は文化を作る力…
人の特性だと思う…
命の存続に一見 無関係と言えることに人は命を費やす…

それは命の生業とかけ離れているように思えるが
実は根源なのかもしれない…

コミュニティースペースのどの場所に飾ろうか…
いや…飾るのではなく日常に溶け込むように…

文化は日常にあるのだ…
posted by MASH@ヒデ at 08:50| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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