これに伴って少し物々しい雰囲気の張り紙なんかが店先に貼り出されたり…
今日のラジオ放送ではスタジオや控え室内に同じように張り紙が貼られていた…
ひとつの部屋に4人以上の滞在を行わないこと…
補助のスタッフが二人とメインパソナリティーとわたくしの4人…
打ち合わせに使うミーティングテーブルや時間待ちの際に使う席は使用禁止…
安全を鑑みればそれも致し方なし…
今日の放送内容で少しばかりお話したが…
本当にこの国のこの仕組みは大丈夫なのか?
そう言わざるを得ない…
非常事態宣言を行い
学校も始業式が5月まで先延ばしになる…
人が集まりやすい営業形態のものは
営業の自粛を誘導し
安全確保に努めるという…
このことについての異論は無い…
むしろ遅いと感じているくらいである…
しかしながらその反面…
この決断の反対側にある仮題を国は把握しているのだろうか?
家庭でDV被害に遭われている方々や虐待を受けている子ども…
ネットカフェに逃げ場を求めて難民化している人たち…
ホームレスでありながら何とか生きようとするビッグイシューの販売のおじさん…
コロナウイルスが世間に曝け出したものは
これまで社会課題と言われながら
何一つ解決せぬままに置き去りにされてきた物が
露出してきていると思う…
ある意味 社会の仕組みの不具合さ が噴出していると感じる…
これまでにそれらを解決する手立ては本当になかったのだろうか?
それに向かって全力で向き合えたのだろうか?
考えてしまう…
命よりも重たいものがあるとするならば…
否…自分の命よりも重たいものがあるとするならば
【かけがえの無い命】だと思っている…
命そのものはどんな命であっても大切であり
その寿命を全うし終えることが大切なのだと考えている…
若くして全うし終える人もいれば
高齢まで生き全うする人もいる…
どちらがどうではなく
その全うし死を迎えるということが
残された人への最後の学びの場となるのだと思う…
一人或いは一つの命としての何かしらの役割があり
また同時に宇宙からの観点でみた
命の役割があると考えている…
今回のコロナウイルスの影響で
お亡くなりになる方々もいるだろう…
途方にくれて自死する人も増えると思う…
想像をはるかに超えた転換になりうると思う…
個人的な見解であるが…
今ワタクシが思うことは
その 死 が寿命を全うしての死かどうか?を見据えながら
出来ることを出来るだけやれたかどうか?
それを試されている気がする…
人全体としての向き合い方…
生命体全体での向き合い方…
この地球で暮らすもの
暮らす命全体としてどうあることが
未来につながるのかを考えるときと感じている…
コロナウイルスの影響で進めていたことも
数多く途中でストップしている…
この間にもう少し自分自身も思考も熟成させることができる…
その事柄は自分から見て本当に世の中のためになることなのか?
未来を見据えた時に自分個人のエゴイズムが反映されていないか?
エゴイズムは無くなることはないだろう…
それが人の思考が生み出すものだから…
しかしながらそれらを鑑みながら【かけがえの無い命】のために
生きてみてください…
貴方が今成そうとする事はかけがえの無い命のためであるのか?
そしてその先のかけがえの無い命が生きる【社会】を想像してみてください…
貴方が居なくなった時にあなたの想う【かけがえの無い命】が生きる世の中は
その【社会】で構成されているということ…
そう思考の矛先が向いたなら…
【社会】を良くすることがあなたの
【かけがえの無い命】の寿命を全うすることに
繋がっていくと考えています…
わたくしはまだまだ諦めていない…
出来ることも可能性もそれほど多くないと思うけれど…
まだやれることはある…