2019年05月24日

徒然なるままに…潮江二丁目21-8…

JR尼崎駅にほど近いところに縁あって拠点を構えた…
居るときは毎日のように近所のどなたかが訪ねてくれる…
パート帰りの少し年上のお姉さん…
お隣のすーちゃん…
すーちゃんのお友達…

そもそも近所同士が顔見知りだから
自分が入ろうとした時に路地を通る人がいたら
必ずと言っていいほど
「ここ カレー屋さんが出来たから一緒に行くか?」
とか
「懐かしいなぁ…見せてもらおうか?」
とか

外から声がしてガラガラガラと入ってきてくれる…

暖簾はもう少し待ってください…
現在構想中です…

そんなお客さんのほとんどは恐らく

spice curry なんて縁もゆかりもなかった年齢
好みであろうはずがない…

それでも食べに来てくれくつろいでくれている…
その姿を見ているだけで何故か胸が熱くなる…
きっと自分も 歳を重ねたからだろう…

そしてフッと思うことがあり
今日は少し整理しながら出来るだけ分かりやすい言葉と表現で
書いてみようと思った…

ある時…
正確には昨年 この物件と出会う少し前なので9月の終わり頃…

テレビを見ていて古い建築物が取り上げられていた…
確か山奥にある一軒家を訪ねる番組…
その番組で取り上げられた家を所有している人の言葉が
印象的で非常に納得できた…

「名もない昭和の古い物件だけど誰かが残してあげないとその家に暮らした人たちの歴史も消えてしまいそうで…」
そんなニュアンスの言葉をその家のオーナーとなった人が話していた…

深く感銘を受けそこから色々と考えが始まった…

昭和の高度成長期…
もっと言えば戦後の焼け野原…

そんな中
生きるか死ぬかの狭間で頑張ってくれた人がいたから
今のニッポンはある…
今の私たちの暮らしはある…

有名な建物や名所は国が残していく…

しかしながらそんな 国 を支えてきたのは

名も無き市民(国民)

じゃないのか?

そんな風に思い始めた頃に
今の事務所兼店舗兼フリースペースとなる

昭和の家

に巡りあった…

一目見て既に心は決まっていた…

改装を始めた頃は少しの後悔はあったが(資金的な面で)
それを想像が軽く凌駕していた…

そして潮江の中で人生の先輩に出会う…
大庄地区でも人生の先輩が つながり屋食堂 に食べに来てくれる…
手伝ってくれる…

この お年寄り と言われる人達を
わたくしたちは本当に心の底から思ったことがあるだろうか…

いつかは自分もその年齢になる…
少しの蓄えでは不安であったり
せっかく大きく育てた子どもはどんな風にその親を見ているのだろう…

様々な思いがよぎる…

わたくしはご存知の方も多いが預貯金一桁の男です…
ゼロ円の通帳を持ってます(笑)
なかなか ゼロ円 の通帳って無いと思うのでかなりレアです(笑)

話を少し変えますが…

先日 フェイスブックにGWの事を書きました…
GW中に 或いは終わってから自殺する人が増えるかもね…
という話…

その流れには続きがあって…

今のわたくしたちの世代…
その次の世代…
その次の世代…



非正規労働者や10連休を取れない人達…




わたくしには

昭和を生きた潮江や大庄の人たちがだぶる…
そんな風に世の中から置き去りにされていくのではないのか?
と…

社会の課題として取り上げられることはある…
高齢化の人が多くいる町は 課題 になってしまうのだ…

置き去りにしたのは誰?
切り離していったのは誰?

そしてわたくしたちもいつかは社会の課題として扱われる…

いわば 資本主義の残骸…





ビッグイシューが良い 出前授業 を行っている記事がフェイスブックに流れた…

いつか 仮)ハチノス にも来てもらおうと思う…
オファーしようと思っている…

ホームレスは社会の 課題 なのか?
その胸の内を理解しようとしたことはあるのか?



…あなたはそのどれにもならないと言えるのか?…



否…


そういうことではない…
いつまで勝ち負けだけの…
ゲームのような…

生きるという実感のない人生を続けていくのだろうか…

そんなふうに思う…

開けたばっかりのお店は潮江の地元の人が
『長いあいだ 空家やったから電気がついてるだけで嬉しいわ』
と言って訪ねてくれ

大庄で始まった つながり屋食堂 は頼りないおっさんの手助けを
人生の先輩と孫ほどの子どもがそれぞれの気づきで助けてくれている…

人は元々 そんな風に繋がれるものだ…

子どもの頃からあまり友達もいなくて身体も小さくて
裕福ではない家庭で育ち隔離されたような借家で暮らし
いつも比べられてきた幼少期…

いつも助けてくれたのは地元の幼馴染だった…

それがいつからか助ける側になり
そして今はまた助けられ…

そんな友達は今も友達…
幼い頃から高校生の頃までの友達は
今も変わらないまま…

10連休を取って海外へ旅行に行ける立場の人も
10連休など関係なく働かざるを得ない人も
いつか歳をとり人生に幕を落とす…

誰が悪いとか
誰が正しいの話ではなく

そろそろそんな世の中を
もう少し優しい温かい世の中にしてみない?

人は何一つ作れない…

水も
野菜も
米も
肉も

全てよそから いただいている…

いただいて生きている命…
その使い方くらいは
何かの…誰かの…ためになるように
生きるところから始めてみないかな…

ここのところ

本当にそんなふうに思っている…


NPO法人はち の活動を広めるにあたって
資料を整理してわかりやすくしている…

同時にいくつかの大きなうねりとなるような
否…
うねりになればいいなと思える企画も
展開し始めている…
それらの向かっている方向は
【良い世の中】
だと仲間と見えている(想像している)景色…

自分ごとで…
自画自賛で…
申し訳ないけれど…
間違いではないと
確信している…

個人的になってないところは沢山あるし
褒められるような人間ではないことは
自分が一番よくわかっている…

それでも自分の子どもや仲間の子ども
つながり屋に手伝いに来てくれる子ども
支えてくれている地域のおっちゃんおばちゃん

そんな人達のために何ができるのだろうう…

そろそろ 面白いこと を探すのをやめて
良い世の中を残していくことを
面白がらない?

あなたが頑張っているのは知っているから…

その 頑張り を誰かの為に使ってあげたら
あなたはすぐに認めてもらえるのに…

そんな感覚を知ったら
もう 良い世の中を残していくこと が止められなくなる…

爆弾を降らさずに飴玉を
鉄砲を手放して楽器を

リスペクトする人たちが話す言葉…

思考の迷路にはまりこむなよ…
誰に認めて欲しいのかがわかってない承認欲求は
いつになっても 何をなしても 終わらない…

その積み重ねが今のこの世の中なんだよね…

そこから早く 一抜けた しないと
命には限りがあるからね…

繋がっているけれどこの世の中では限りがある…

そろそろ本気を見せて欲しい…
どなた様も…
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2019年05月21日

徒然なるままに…アースデイ尼崎から生物多様性…

土曜日 日曜日とまた無茶なイベントを開催…

アースデイ尼崎…

集客はどれだけあったのだろう…
頭を過たのは昨年3月に開催した じゃぱフェス…
あのイベントも想いだけで突っ走って
かなりの不信感を与えてしまった…

今回のアースデイ尼崎…
結果は似たようなものだった…
にも関わらずわたくしの心の中には一抹の心配事もなく
万事うまくいったとさえ思えている…

アースデイを立ち上げるために行ったイベント…

飲食店の人には迷惑をおかけしたかもしれない…

エコロジカルな商品を販売するために集まってきてくれた人には
残念な販売ゼロという思いを与えてしまったかもしれない…

いくら出店料金が安くてもそれなりに痛手は負うのだ…

それはわたくしもこれまでに出店したイベントのいくつかで同じような経験をしている…

それでもめげずにこれまでやってこれたのは
それとともにいい事も必ず掴み取っていたから…

今回 出店してくださった仲間や
出演を承諾してくれた仲間…

来年にはもう一つ超えたところを是非とも一緒にやってほしいと思う…


posted by MASH@ヒデ at 01:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月16日

徒然なるままに…必要な事柄は必要に応じて生まれる…

NPO法人としてやらなければいけないことも多々あるのですが…
実はそれを見過ごしてて危うく罰金を支払わなければいけないところだった…

ご存知のとおり少ない資金で運営し
収益型事業を持たないうちの団体は常に火の車(笑)

それにも関わらず安請け合いし
お尻に火がつきドタバタ劇を繰り返している…

そんな中

4月と5月のはじめは大変だった…

それもこれまでのつながりの中にある人たちがそれぞれ助けてくれ
智慧やブレーンを惜しみもなく繋いでくれ
なんとか落ち着いた今…

今回はNPO法人として沢山のことを考えさせられた…

褌を締め直して…

といったところです…



立ち上げからここまで

大体の事業は整理できたと思う…

宿泊体験型講座は予算どりや参加者の人数によるが効果はある…

必要な事業…

自主上映会は新しい繋がりを生み出し

思考を再開するには良い事業であることを再確認…

マーケット事業はこのアースデイ尼崎の企画開催で改めて考え直す必要を感じた…

マーケットはマーケットに熱い想いを持った人が企画開催するほうがいい…
世代の別ではなく その人が必要と思えることを反映できるマーケット…
もしかしたらワタクシ個人は後ろに下がるほうがいいのかもと思っている…
もしくはもっと自由な場所を与えていただけたら企画開催したいと思う…
アースデイという言葉のイメージは一人一人違うのは当たり前…
地球の事を考えると言った時に何もアイデアがないことが寂しかった…

食に関しての交流はやっと子ども食堂を立ち上げ
地域食堂となり 尼崎のある地域で面白い結果を生み出している…
決めないことが必要なことをその場に整える…
そんな雰囲気でしょうか…

次に軸になりそうな事業の目処も立ちつつある…
収益を生み出すものと収益はなくても必要な事業…

ここらへんから整理整頓しつつ
もう一つ団体を立ちあげないと
会計がややこしくなると
アドバイスを頂いた…

そしてさらに本気で今 チーム作りや仲間への共感を訴えている…

6月ころには過去から今まではちに賛同してくださった皆さんに
アナウンスできると思う…

立ち上げからこれまでに頂いた会費や寄付…概ね30万円程度が一年半の間でどれだけの活動を生めたか…
もちろんわたくしの稼いだお金のほとんどは同じく活動に使った…

それであっても今…わたくしの心に中にはワクワクしかない…

この少ない資金が生み出せる以上のものに
きっとそれらは変わる…その実感しか今はしない…

一人でなんでもやっているように見えると思う…

そうではないのだ…
以前に書いたことだが…

その問題や助けを求めてくる人がいて
その時にわたくしが動けるようであれば動く…
チームで動けるようであれば動く…

チームがないから動けない
一人では叶いそうもないから動かない

の選択肢がないだけなのだ…

そして今はそれらが整い始めている…
チームというかその事柄に精通した人が集うというか…
冠は必要ない…
その事柄を前に進めていくのに
その人の力が必要であり
その力があることで推進力に変わっていく…
そんな繋がりがあれば殆どのことは大丈夫…
それを後から見たら チーム というのかもしれない…




持続可能な社会づくりという文言を
よく聞くようになった…

その事を利用というか…
表面的に使って物事を進めようとする人たちとも
時には一緒になる…

本気でそれらを実現しようと考えたときに
必ずと言っていいくらい通過しないといけないことも多々ある…

表面的に向き合っている人の多くは
その必ずや通過しないといけないことを通過していないから
話が噛み合わない…

それは本当に疲れること…

その場から少し離れないと
自分自身の能力 発揮できないと感じている…



話変わって…

この5月の18日から毎週末といっていいほど
何かしらのイベントが入っている…

自主企画のものもあるし参加するものもある…

その中の一つに関野吉晴さんのお話会の企画を能勢町で開催する…

全然知らないわけではないが
それほど深く傾倒しているわけでもないわたくしとしては
勉強がてら関野さんのインタビュー動画などを観ている…

そして関野さんのフアンになっていく…

世界を歩き回った冒険家が辿り着く答えのようなものは
都会で暮らしている人が足掻いてもがいて手に入れたい思想に導くかも…

もちろんそこに行き着くのにそれぞれのご苦労はあったと思う…

そんな関野さんの話を一人でも多くの人に聞きに来てもらいたい…

世界を平和に導く思想や行動があるとすれば

関野さんに触れるということもその一つだと思える…
それほどこれからの未来を考えた時に…
あるいはワタクシたち自身の命を全うしようとした時に
向かうに相応しい思考 思想 未来 だと思える…

一週間に一度のラジオのDJ…

好きなことを好きなだけ言わせてもらえる…
ギャラはないが満足できる時間…
パーソナリティーの方との裏での話も面白く
こういった面倒な話を好んで聞いてくれる…
全てをラジオで流せないのだが…
きっとそんな話をする人が近くにいなかったからなのだろう…

それでその方の意識が少し変わり
その方の周りが少し変わり
その方の人間関係の中にある繋がり方が変わり
その周囲のコミュニティーが変わり
コミュニティーの中にいる誰かが変わり
変わったコミュニティーのある町が変わり…


そんな風に波紋は広がっていく…


ということはすぐそばの人と話すことが変化をもたらす…

または

今の状況を生み出しているものは人と繋がっていないということなのかもしれない…

人が生まれ死ぬまでの時間は地球の時間と比較できないほど微々たるもの…
それでもその命を愛おしむこと 愛でること 愛すること…

愛という一文字が生み出す言霊…

わたくしはやはり原点にある人の仕事は愛だと感じています…

散文になってしまいましたが…

はちの未来は手の中です…

イベント情報

坂田まさこさんによる【南方熊楠と生物多様性のお話】
https://www.facebook.com/events/443820679520021/

カレーライスを一から作る上映会と関野吉晴さんのお話
https://www.facebook.com/events/2213860462060522/

宿泊体験型講座@能勢町 養蜂と坂田まさこさんの生物多様性ガイドと草木染め
https://www.facebook.com/events/1230946193752900/

町の上映会@賀川記念館『はたらく』
https://www.facebook.com/events/2356735954613727/






posted by MASH@ヒデ at 16:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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