新拠点の改装に埋没する日々…
慣れない作業に身体は悲鳴を上げそうになる…
が…想像する完成形…少しの進展がそれをより明確にしていく…
数ある部屋の一つ一つがゆっくりと形になりつつある…
荷物を先に入れてしまったのでやり取りしながらではあるが…
それでも前に進んでいく様は楽しみでしかない…
そんな中…いくつかのハズせない企画もあり作業を中断して参加…
篠山ミーティングという集まりに1泊二日で参加~町の上映会という企画
への流れでまた改めての心の切り替えが行われた…
踏み出す時というものは概ねの方にとって勇気が必要…
わたくしも例に漏れず…である…
篠山ミーティングでは 西村佳哲さんのお話に触れる…
また不思議な空間だった…
岡本よりたかさんの時も似たような感覚…
心にすっと入ってくる言葉…
穏やかな言葉たちと思考 思想… 哲学…
二日目の分科会で選んだのは
『自分の仕事・自分たちの仕事』
というタイトル…
それは奇しくも西村さんがこれまで歩いてこられた道を通じて
自分に問いかけるものになった…
今 正しく 尼崎の新拠点で行われていること
始めようとしていること…
リンクしていた…
前日は西村さんのこれまでの仕事のお話…
所謂 実績というもの…
恥ずかしながらその時まで西村さんのことを知らなかった…
神山町の名前や徳島にある新しい試みを行っている地域ということくらいの認識…
その中にあってアクションを起こされている方…
同世代…わたくしと…
そしてその実績に見入る…
公社を立ち上げられている…
行政区の方々と連動しながら仕事を作って行っている…
なんとも今 わたくしが注力していることを既に実践し
形にしている方だった…
神山に住む仲間のことを知っていてその事で少しお話でき
お互いを(わたくしを)認識していただける程度の出会いにはなったかと思う…
そして翌日の分科会では何方がファシリテーターをされるのかも分からずに
話のテーマに興味を持ち参加した…
知った方々が受け持つ分科会もあるにはあったが
それよりも自分の気持ちに向き合って選択した…
前日の実績のお話と違った西村さんのお話が其処にはあった…
20代から現在に至るまで…
そして 今は…と常にこれで終わっていないと印象づけられる語り口…
時間軸の中で到達点は無い
常に現在進行形であり
常に未来は分からないと…
そんなふうに感じる…
学びというか…
その分科会で行われたディスカッションの中で
気づき 忘れていた感覚 葛藤 など感じることになる…
あの場にいた人 一人ひとりがそれらを抱えている仲間であるという認識…
素晴らしい時間…
後半に感想会などもあったようなのだが
午後からの予定が有り後にした…
神山町に一度足を運びたいと思った…
尼崎の新拠点が生み出す 生業 …
それは実は自分のことではないのです…
ひとりでも多くの人がその場を使って 生業 を生み出せるように仕掛けている…
いま 仕掛けている多くの企画は 生業 がキーワードなのである…
自分の暮らしを…経済的な暮らしのベースを自分で生み出すことができれば
自分が何をやり どんなふうに生きていくのが 心地いいのか?を
考え始めることが出来ると思っている…
概ねの方はその前の段階でもがいているのだろうと思う人との交差点…
そのあとの 町の上映会 ではまた違ったサプライズ…
『ヒルデガルト~緑のよろこび~』の上映だったのだが
想像以上に多くの人が来てくださってた…
女性性の覚醒…
最後に出てくる言葉が印象的である…
そして交流会の際に映画の出演者でもある 平垣美栄子さん が訪れてくれた…
重たい資料とともに交流会に参加して下さり
場が華やかに賑わう…
そこにある空間感情はなんだろう…
開かれていく心の扉…
そんなイメージかな…
人が今の暮らしを選び 進み
宇宙の摂理から独立しようとでもしたのだろうか…
矛盾の中で自分の生き方や 人 をバランスとっているイメージ…
宇宙から続いている一本の軸…
その中に身を置く…
と 同時に人としての思考…
自分 というもののアイデンティティーを確立させようとする…
これそのものが矛盾の中にある行為…
それがもしかしたら 人 の性なのかもしれない…
そしてそれらを今一度 認識するところからやり直す時なのかもしれない…
その中心にあるのは間違いなく 女性性…
矛盾の中でバランスを取りながら命を全うさせる…
生みだす力のあるもの が生みだすことを今一度始めるとき…
そんなふうに感じている…